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肩こりの認識は、西洋と東洋での違い

肩こりは、欧米人がならない話がありますが、欧米人でもなります。ただ、欧米人は、東洋人と比べると、頭部に対しての肩幅が広く、頭部を支える力が強いため、なりにくい話でもあるのです。西洋医学と東洋医学では、肩こりに対する認識に違いがあります。確かな診断を重んじる西洋医学では、病気として認められていません。東洋医学では、陰陽の考え方を大切にしており、体が硬くなるのは陰陽のバランスが崩れ、健康崩す病気の一つと考えています。西洋文化でも、マッサージなど行われる場合もありますが、東洋文化の方が肩こりによるマッサージのイメージも強くあるのではないでしょうか。従来の西洋医学は、科学的根拠の薄い東洋医学に対して否定的な立場でありました。ただし、近年は、科学の進歩によって東洋医学の信憑性が高まり、従来の考え方に変化が表れています。健康志向の高い西洋では、肩こりに対する意識も高まっており、マッサージや鍼灸治療求められている人も増えているのです。

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